快傑ズバット
あんた腕はいいが、日本じゃ〜2番目だ!
このヒーローは日本一
「ヒュ〜チッチッチッチ、あんた腕はいいが、日本じゃ〜2番目だ!」
「じゃ、じゃあ、日本一は誰なんだ?」「この俺さ。」
って事で、なんでいきなり?なんて声が聞こえそうなのですが、実は、今回ご紹介するヒーローがそんなこといっています。
今だとそんな演出ってあり得ないですよね。
では、タイトルコールから。
懐かしの特撮をご紹介する、なつ特。
本日のお題は「快傑ズバット」です。
知っているかな?
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快傑ズバット
当時人気の俳優で特撮の顔とも言われていました
いろいろな特撮に出ていました。
まあ、この番組、当時の特撮ヒーローではこの方が人気で、いろいろな番組に出ていました。
その俳優は、宮内洋さんです。
で、この、宮内洋さん、快傑ズバットの主人公として活躍していましたが、それ以外にも、秘密戦隊ゴレンジャーの青レンジャーや仮面ライダーV3の風見志郎などいろいろな役をやられていました。
その、宮内さんが挑んだこの番組です。
では、いつものようにデータからいってみましょう。
【データ】
番組名:快傑ズバット
放送期間:1977年2月2日〜1977年9月28日
放送回数:全32回
放送局:東京12チャンネル(現:テレビ東京)
原作:石ノ森章太郎
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快傑ズバット
親友の敵討ちが物語のベース
5分しかもたない特殊スーツ
内容ですが、早い話、親友の飛鳥五郎が大組織ダッカ−に殺されて、その復讐で宮内洋さん分する早川健だったのですが、飛鳥五郎が生前に研究していた特殊強化スーツをギターに隠しておいて、ダッカ−と出くわしたときに特殊強化スーツに着替えて、戦うようになった。
実は、この特殊強化スーツには欠点があるんです。
それは、このスーツ5分立つとスーツに圧縮され死んでしまうと言う欠点があるのです。
それって、ウルトラマンみたいだよね。ウルトラマンは3分だけど、ズバットは5分だったんですね。
ところで、冒頭の「ヒュ〜チッチッチッチ、あんた腕はいいが、日本じゃ〜2番目だ!」ってどこに繋がるの?ってぎもんがでてくるかとおもいますが、これ、実は、水戸黄門でいう印籠の部分ですよね。
ある程度、敵を倒したときに「控え折ろ〜〜〜」ってやりますよね。
それと同じなのです。
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快傑ズバット
テンガロンハットとギターが決め手
武器はムチ
敵が何かの自慢をしていると、そこへ早川がやって来て、「ヒュ〜チッチッチッチ、あんた腕はいいが、日本じゃ〜2番目だ!」とテンガロンハットをかぶってギターを抱えた早川が例のセリフをつぶやくのです。
で、早川が自分が一番だということを告げると、敵が、じゃあ、対決しようぜって話になって、対決して早川が勝つと敵は本性を現して早川を殺そうとするのです。
早川が死ねば、敵が一番になるからです。
なので、早川に攻撃をかけるのですが、早川はそれを知ってスーツに着替えて敵を倒すのです。
スーツに着替えたとき、つまり変身後にも決めぜりふを放ちます。
「ズバット参上、ズバット快傑、人呼んでさすらいのヒーロー、快傑ズバット!」
と言った決めぜりふが入ります。
そして、武器はムチ。
あるとき、地上からムチを空に打ち放ってセスナを落としたこともあるのです。
まあ、フィクションなので、そういうのもありかもね。
で、敵を倒した最後にその敵に、飛鳥を殺したのは誰か?と訪ねるのがパターンでしたね。
そんな、復讐劇が「快傑ズバットなのです。