ワンダースワン
携帯用ゲーム機
あの巨匠が絡んでいました。
その昔、縦にも横にも対応した携帯用コンシューマゲーム機が発売されていました。
このゲーム、白黒画面ながら面白いコンテンツを用意してきて、あのゲーム回の巨匠も絡んでいたゲーム機とされています。
しかも、このゲームを開発したメーカーが任天堂でも、セガでもソニーでもないというから驚き物です。
懐かしのゲームハードをご紹介する「なつゲーハード」
本日のお題は「ワンダースワン」
ワンダースワン
各メーカーがカラーの啓太ゲーム機を発売
ワンダースワンは?
当時、任天堂がゲームボーイを発売して、大ヒットを得ました。
この携帯型ゲーム機の市場には、いろいろなメーカーからも発売されていましたね。
例えば、NECがPCエンジンを発売してたので、このPCエンジンと同じカード型カートリッジを利用することで同じゲームを楽しむことができる携帯型ゲーム機、「PCエンジンGT」とか、セガも発売していたカラーの携帯型ゲーム機「セガ ゲームギア」、SNKからは「ネオジオポケット」任天堂も「ゲームボーイ」、「ゲームボーイカラー」、「ゲームボーイアドバンス」など、色々出てきていました。
実際には、ほぼ全ての携帯用ゲーム機は、カラーで表現されるようになりました。
そんな中、ワンダースワンは、なぜ?と?がつく?がつくゲーム機でした。
では、いつものようにデータから
【データ】
商品名:ワンダースワン
発売日:1999年3月4日
メーカー:バンダイ
メディア:ロムカートリッジ
ワンダースワン
キャッチ
特徴
まあ、なぜ?がつくゲーム機かというと、他のメーカーがカラーで発売されているのに、白黒で発売されていました。
そうなんですよ。白黒なんですよね。
それでも、面白いゲームは結構発売されていたので、シリーズ累計も350万台まで出荷されていました。
ワンダースワン
白黒画面で発売
あの巨匠が企画・開発に参加
まあ、この白黒問題ですが、実は、ゲームボーイを開発し、十字キーを開発した、横井軍平さんが大きく絡んでいます。
横井さんは任天堂を卒業後、コトと言う会社を立ち上げ、このワンダースワンの企画・開発に大きく絡んでいました。
横井さんは、カラーでは想像力が欠けてしまうと言うことで、白黒にこだわっていたようです。
そのため、任天堂で失敗した作品もあったりします。
そのゲーム機は、バーチャルボーイです。
これは赤黒のツートンカラーで表現されたゲーム機ですが、立体的に見えると言う画期的がゲーム機でした。
ところがこのゲーム機は据置型のゲーム機でも携帯型ゲーム機でもない中途半端な端末になってしまったので、ちょっと売上げが伸びなかったみたいです。
まあ、そういったこともあって、ワンダースワンは白黒で発売されました。
あ、でも、しばらく後に、ユーザーからの熱い要望でその後、「ワンダースワンカラー」が発売されました。