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宇宙鉄人キョーダイン

兄弟のロボットヒーロー

変身ヒーロー人気真っ只中

変身ヒーローシリーズが定着してきたところ、いわゆる戦隊ヒーローものが大ヒットをし、その流れでこの作品も作られています。

ターゲットは仮面ライダーシリーズよりかはもう少し下の小学校の低学年を狙っていたようです。

この作品は、ロボットが2人出てきて、兄弟のロボットヒーローでした。

もうおわかりですよね。

ということで、懐かしの特撮をご紹介する「なつ特」
今回のお題は「宇宙鉄人キョーダイン」知っていますよね。

宇宙鉄人キョーダイン

戦隊ものとシングルヒーローの中間的存在

仮面ライダーシリーズから視聴率を取るためにこの番組がスタート

この頃、戦隊ものの秘密戦隊ゴレンジャーが大ヒットをしていて、それまで、仮面ライダーシリーズやウルトラマンシリーズでは1対1で怪獣対ヒーローでバトルが進められていました。
戦隊ヒーローが出現してからみんなで力を合わせて戦おうって言う流れになっていました。

このキョーダインの前に、仮面ライダーストロンガーがやっていたのですが、思うように視聴率がとれなかったようです。

個人的には昭和の仮面ライダーシリーズの中では、ストロンガーが一番好きでしたね。

で5人で戦う戦隊ものと、一人で戦うヒーローものの中間的な存在でこの作品は描かれました。

飛行機と車の兄弟です。

では、いつものようにデータから行ってみましょう。
【データ】
番組名:宇宙鉄人キョーダイン
放送期間:1976年4月2日〜1977年3月11日
放送回数:全48話
放送局:TBS系
原作:石ノ森章太郎

宇宙鉄人キョーダイン

3人兄弟だった上2人の兄が異星人に羅散られた

記憶や人格をロボットに移植した

葉山家が物語の中心になる家族になります。

葉山家の末っ子の健治の誕生日にその兄である長男の穣治と次男の竜治がだだ星人によって拉致されました。

やがて、だだ星人のロボットたちによる地球侵略が始まりました。

その1年後、葉山家の父親で世界的ロボット工学者の父とされている葉山博士により穣治と竜治の記憶や人格を移植したロボットが現れる。

健治はこのロボットたちと一緒にだだ星人から地球を守るために戦う決意をする。

このロボットはそれぞれのモチーフがあって、兄の穣治の記憶や人格を移植した方が飛行機、弟の竜治の記憶や人格を遺書憂くした方が自動車なんです。

変身すると小型ジェット機と、F1っぽい車になります。

宇宙鉄人キョーダイン

仮面ライダーフォーゼで悪役

東映の意図がわからず

この作品の面白いところは、始まって数話は最後に巨大ロボが出てきてそれに乗って戦うっていう、いわゆる、今の戦隊ものと同じ流れを踏んでいたのですが、途中からその流れがなくなりました。

いわゆる、仮面ライダーなどと同じように等身大アクションで敵を倒すという流れになっていました。

何か大人の事情が働いたのかもしれませんね。

あ、そういえば、ちょっと前だったか、劇場版の仮面ライダーフォーゼで宇宙鉄人キョーダインがなぜか、悪役で出ていましたね。

何で、キョーダインを悪役で出したんでしょうね。

最近の東映の流れがよくわかりません。

アニメで人気だった作品をドラマにしてがっかりしたのと同じ感情ですね。

なぜ、悪役なのか声を大にして叫びたい。

いくら大人の事情でも、もう少し視聴者の感情も加味しましょうよ。東映さん。

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