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サンダーマスク

手塚治虫先生が絡んでいる作品

しかも特撮

突然ですが、皆さんに質問です。

手塚治虫さんの作品と言えば、どんな作品を思い浮かべますか?

色々ありますよね。
ジャングル大帝、ブラックジャック、鉄腕アトム、三つ目がとおる、火の鳥等々、たくさんの作品がありますよね。

しかも、マンガだけでなくアニメと言うところまで連想できたりもします。

アニメや漫画が主な作品として頭に浮かんでくるのではないでしょうか?

アニメと並んで特撮も人気です。

まあ、特撮物と言えば、石ノ森章太郎さんの作品か円谷プロという二大巨塔があります。

ですが、実は、手塚治虫さんも石ノ森章太朗さんや円谷プロにに負けない特撮物を手がけていたのです。

懐かしの特撮をご紹介する「なつ特」
本日のお題は「サンダーマスク」知っていました?

サンダーマスク

特撮と言え円谷・石ノ森の二大巨塔

巨大ヒーローに便乗

いや〜、驚きですね。

実は、僕もノーマークでした。

特撮は基本、円谷プロ作品か石ノ森プロ作品という、固定概念があったのですが、確かに、昔は、それ以外の人も特撮を手がけていたりしました。

例えば、以前このブログでもご紹介した超人バロムワンはゴルゴ13を書いているさいとうたかを先生でしたからね。

今回ご紹介しているサンダーマスクも円谷プロ作品かと思っていたのですが、違っていました。

手塚治虫先生と言えば、思い浮かぶのが人間と神の領域や自然や動物などをテーマにされている作品が多い中、特撮ヒーロー作品というのは非常に珍しいともいえます。

確かに、当時は、ウルトラマンをはじめとする巨大ヒーロー系作品が多かったですね。

まあ、失礼な言い方かもしれませんが、当時の巨大ヒーローの人気に便乗したのではと思われるような感も否めなかったりします。

では、いつものようにデータからいってみよう
【データ】
番組名:サンダーマスク
放送期間:1972年10月3日から1973年3月27日
放送回数:全26話
放送局:日本テレビ
制作会社:東洋エージェンシー(現・創通)
     ひろみプロダクション

サンダーマスク

魔王デカンダとサンダーマスクの戦い

二段変身があたらしい

ある日、暗黒宇宙の魔王デカンダが地球侵略をしようとしていて、それを阻止するために1万年の眠りから目覚めたのがサンダーマスク。
サンダーマスクは2段変身で通常の大きさから巨大ヒーローになるのです。

まあ、画期的な変身です。

通常の人間からヒーローに変身してそのヒーローから更に強いヒーローに変身するのは、最近の仮面ライダーなどで取られる手法で、今では当たり前なのですが、その変身はサンダーマスクが初めてではないでしょうか。

サンダーマスク

少年サンデーで連載したのが手塚先生

権利問題でDVDはない

実は、このサンダーマスクは漫画として掲載していたのが手塚治虫先生ですが、特撮に関わっているのですが、直接には絡んでいません。

そして、このサンダーマスクもっと凄いことがありまして、東洋エージェンシー(現:創通)とひろみプロダクションが制作に関わっているのですが、ひろみプロダクションが管理することになっていたのですが、創通が一方的にマスターを持って行ってしまい、権利の利害がひろみプロの間で発生していて、現段階では創通の独断で再販やソフト化することが出来ない状況になっているらしい。

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