セガサターン
とんがり頭の土星人
3DCGポリゴン表示
当時、とんがり頭の土星人がCMに出ていました。
それまでカートリッジを使っていたゲームがCD-ROMに変わった瞬間でした。
まあ、CDって今ではたいしたことないと思える容量ですが、当時は画期的でした。
メモリーが数MBと言われていた時代なので、640MBって未知の領域だったんですよね。
それほどの容量があれば、もの凄いゲームができます。
元気、今回ご紹介するゲームは3Dポリゴンを駆使して立体映像に成功しています。
あ、そうそう、このポリゴンって言葉も今になっては、あまり言われなくなりましたが、当時はポリゴン表現ができるゲーム機は画期的でした。
ポリゴン使って3CG表現もできる画期的なゲーム機です。
ヒントは土星。
懐かしのゲームハードをご紹介する「なつゲーハード」
本日のお題は「セガサターン」皆まで言うなって感じですかね。
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セガサターン
家庭用ゲーム機で3DCGポリゴン表現が可能なマシン
バーチャファイターが家庭で楽しめるゲーム機
当時は、任天堂の圧勝でしたが、セガもメガドライブの海外での大成功を収め、次世代機として発売しました。
ゲームセンターではバーチャファイターが大人気を期していた時代です。
当時、ストリートファイターシリーズや餓狼伝説シリーズなど2Dの格闘ゲームが大人気でした。
そんな中、3Dという新しい格闘ゲームが出てきて、世間が驚きを隠せませんでした。
今までは、平面で戦うので奥行きを考えなくても良かったのですが、バーチャファイターは奥行きが必要でした。
そんな3DCGを再現できるゲーム機として、満を持して発売されたのが、今回ご紹介するセガサターンです。
セガサターンには、ポリゴン処理が出来る機能が搭載されました。
ポリゴンって簡単に言っちゃえば、三角形を沢山つなぎ合わせて立体的な画像を表現するシステムで、このシステムが搭載されたのは、初の試みでした。
そのおかげで、第1弾のゲームとして「バーチャファイター」を家庭用ゲーム機で始めて投入することが出来ました。
これにより、サターンは家庭でバーチャファイターが出来るゲーム機として、人気を高めていきました。
では、いつものようにデータから行ってみよう
【データ】
商品名:セガサターン
発売日:1994年11月22日
開発会社:セガ
販売会社:セガ
プラットフォーム:据置型ゲーム機
メディア:CD-ROM
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セガサターン
売上げも順調でしたがある事件が起きました。
家電メーカーのゲーム業界参入は無理が貞節だったが・・・
CDを搭載し、3DCGポリゴン処理が可能な次世代ゲーム機として発売されました。
ポリゴンを使ったゲームはバーチャファイター以降もいろいろなメーカーからも発売されてました。
そんな、順風満帆な時期もあっという間に過ぎ去り、1ヶ月もしないで投入されたゲーム機が、PlayStationです。
以前、このブログでもご紹介したパナソニックが発売した「3DO」は、失敗に終わり、当時は、電機メーカーがゲーム機を発売してもうまくいかないジンクスが業界ではあったため、セガもそれほど脅威には感じていなかったのが本音かもしれません。
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セガサターン
業界に吹いた新しい風に対抗できなかった
人気RPGもPlaystationに持って行かれる始末
当時のセガサターンは始めて任天堂を抜いた事もありましたが、それもつかの間。
そうなんですよ、高をくくっていたため、当時大人気だったRPGゲーム「ファイナルファンタジー」最新バージョンがPlay Stationで発売されることになりました。
このため、折角トップになったセガもあっという間にソニーに抜かされてしまうという始末。
まあ、この辺りは、セガらしいと言えば、セガらしいのですけどね。
その後、Play Stationよりも作り手として作りやすく、画像もサターンよりもきれいに、ユーザーも遊び易いゲーム機としてドリームキャストの開発に入りました。
サターン自体の寿命はそんなに長くなかったのですが、ドリームキャスト投入後も、サターンの人気が根強く、ドリームキャストにうまく転換が図れませんでした。
まあ、当時、人は人、自分は自分的なマインドをもっとしっかりと持っていてれば、もう少し、違った結末が見られたのかもしれませんね。
《~CMやゲーム画面の動画~》