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【019】

NEOGEO

新しい切り口でスタートしたゲーム機

ゲームセンターでも家でも同じゲームが楽しめる

新しい家庭用ゲーム機

ゲーセンで遊んだデータが家庭でも出来るという切り口でこのゲームがありました。

この頃にはいろいろなゲーム機が出ていましたが、新たな切り口であらたなゲーム機が出現しました。

懐かしのゲーム機をご紹介する、なつゲーハード。
今回のお題は、「NEOGEO(ネオジオ)」

NEOGEO

各ゲームメーカーはプラットフォーム戦略

SNKが放ったアーケードの続きを家で出来るゲーム機

当時、家庭用ゲーム機では、ファミコンや、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジンなどでほぼ定着してしまい、そのジャンルに入るのは難しい状況でした。

それぞれが、ロムカセットを使ってゲームを沢山販売して、それぞれのゲーム機メーカーがプラットフォーム戦略を打ち出していこうと必死な状況でした。

ところが、そこに、新たな切り口で入ってきたのが、SNKです。

SNKが放ったゲーム機は、アーケードゲームと遜色ないゲームが楽しめるといううたい文句で家庭用ゲームの戦場に現れました。

しかも、アーケードの続きもこのNEOGEOで出来たりします。

と言うことで、いつもの様にデータから
【データ】
名称:NEO・GEO
発売日:1990年
メディア:ロムカセット
ストレージ:PCカード
メーカー:SNK

NEOGEO

ロムカセットにアーケードの基盤が入っている

アーケードゲームファンが飛びついたゲーム

この家庭用ゲーム機のNEOGEOは、ロムカセットを刺していろいろなゲームが出来る、ファミコンやメガドライブなどと同じようなタイプなのですが、他のゲーム機に比べてロムカセットがかなりでかいです。

でも、この大きさには一つの理由があって、ロムカセットの中に、アーケードで使われている基盤が入っています。

そうなんですよ。つまりは、アーケードと遜色なく家庭でもそのゲームが遊べるという代物です。

アーケードファンがこぞって、このNEOGEOに飛びつきましたね。

なにせ、アーケードで遊んでいるゲームがほぼそのままのクオリティで家庭で出来るというのは涙ものでした。

アーケードファンの人達は自宅に筐体をおいて、その中の基盤を交換して遊ぶ形を取っていました。

ですが、結構、場所を取ったり手軽にゲームを交換して遊ぶことが出来なかったりしました。

しかし、このNEOGEOはロムカセットの中に基盤が入っている強みがあるため場所をそんなに気にしないでいいのが利点です。

NEOGEO

ゲームセンターの続きはカードで

カードにゲームのデータが記録され続きが遊べる

そして、もう一つの仕掛けがカードです。

PCカードを使っていて、このカードにデータを書き込むことが出来るのです。

なので、このカードを持っているとゲームセンターで、筐体にカードを入れてゲームを遊んで、そのデータをもって帰ってきて、NEOGEOに差し込むとゲームセンターで遊んでいたゲームの続きが出来たりするのです。

ゲームセンターのゲームが自宅でも楽しめると言う新たな切り口で参入してきました。

しかし、ゲーム数がそれほど多くで無かったこともあってか、あまり長く続かなかったのです。

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