仮面の忍者 赤影
忍者もののドラマを時代劇風に
青年と老人とこどもの忍者の話
いや〜、忍者の時代劇を現代劇風にした特撮です。
最近の忍者人気に繋がる一端を担っているドラマでもあります。
青年と老人とこどもという3人の忍者が描く特撮ドラマと言えば、もうおなじみですよね。
懐かしの特撮をご紹介するなつ特
今回のお題は「仮面の忍者 赤影」知っている人は、おお、と叫んでしまいます。
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仮面の忍者 赤影
忍者ブームの火付け役
海外の人が注目する忍者ブーム
ね、聞いたことあるでしょ。
まあ、忍者というとちょっと前にアメリカでNinjaブームになっていましたよね。
いろいろなNinjaが登場しました。あ、カメもNinjaになっていましたよね。
なぜ、それほどまでにNinjaがフィーチャリングされたかというと、人が鍛錬をして、スーパーマンになれた、江戸時代に実在した人物が要因だと思います。
まあ、スーパーマンみたいに、空を飛んだり、ピストルの弾を跳ね返したりする事は出来ませんが、人の家の塀に位ならジャンプで飛び乗って、刀で切られても大丈夫。
これは、鎖帷子(くさりかたびら)という鉄の鎖で出来たベストを着ることでカタナに切られても致命傷を負うことがないという江戸時代に生み出された優れた防弾チョッキのおかげです。
日本人は、昔から忍者に対して、時代劇では、ほぼ必ず1度は出てくる実在した人物だと言うことはよくわかっていますが、アメリカ人や海外の人たちは、この忍者が実在した人物というと「オー、アメージング!!」と言いますよね。
そうなんですよ。この忍者が実在したと言うことが海外の人たちの間で人気になっていた要因の一つなんでしょうね。
そんな忍者を題材にした、特撮ドラマがこの赤影なのです。
と言うことで、いつもの様にデータから
【データ】
作品名:仮面の忍者 赤影
放送期間:1967年4月5日〜1968年3月27日
放送回数:全52話
放送局:フジテレビ系
原作:横山光輝
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仮面の忍者 赤影
忍者ブームの火付け役
海外の人が注目する忍者ブーム
番組は4部編成になっていて、
第1部は豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、と言う時代背景に天下平安を願い、仮面の忍者、赤影、白影、青影が総集され、当時琵琶湖で流行っていた『金目教』という怪しい就航に立ち向かっていった話。
第2部織田信長の活躍した頃と言う時代はいけに海を渡ってきた奇怪な妖術者の群れと戦う、仮面の忍者。
第3部は悪大将、夕里彈正の反乱を知った織田信長は、京の都へ急いだ。その間、敵の忍者が怪獣を操り待ち伏せをする。そこで、彼らが無事に京都に向けるように仮面の忍者が敵と戦う。
第4部は黄金仮面争奪、仮面の忍者による黄金仮面の争奪戦が始まる。
という4部作になっていました。
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仮面の忍者 赤影
4部編成が番組を飽きさせない魅力だったのかも
原作はあの巨匠で忍者ヒーローの元祖!
まあ、最後の章はネタ切れ感が否めませんが、この4つの話によって飽きさせない内容が人気だったのかも知れません。
そのほかにも、この頃は、ウルトラマンをはじめとして、ヒーローものが流行っていました。
そして、忍者自体もヒーローに仕立てるために、仮面を着けて平和を守る戦いをする忍者ヒーローです。
原作が鉄人28号や三国志で人気の横山光輝先生が書いていますが、おそらく、今の時代で流行っている忍者ヒーローの元祖じゃないでしょうかね。
この仮面の忍者がこのあとの忍者ヒーローものの作品にかなり栄光をもたらしたのではないでしょうか。