ハングオン
目次
100円入れて上下に動く乗り物ではありません
でもバイクの形してゲーセンに置いてありました
このマシンが出たときは、ぶったまげましたね。
最初は、デパートの屋上とかの小さな遊園地的施設によくおいてある100円入れて上下に動くあれかと思ってしまいました。
バイクの形をした乗り物に乗って100円入れるとそのバイクが左右に倒せるようになります。
やっぱり、あれなのか?・・・しかし、なぜゲームセンターにあるのだろうか?
懐かしのゲームソフトをご紹介するなつゲーソフト
本日のお題は「ハングオン」知ってるかな?
|
ハングオン
こんな形でもれっきとしたゲーム機です
常識を覆す筐体
実は、これ、冒頭でお伝えしたような感じですが、れっきとしたゲーム機なのです。
まあ、アーケードで乗り物になっているのでハードの方でご紹介するか迷ったのですが、後に家庭用ゲーム機での展開もあったので、ソフトの方でご紹介させていただきます。
今まで、ゲーム筐体といえば、テーブルや正面にモニターがあって座って備え付けのコントローラーを動かして敵を倒したり競争したりなんて感じのものがほとんどでした。
ところが、このハングオンは、そんな常識をぶち壊した世界初の筐体だったのです。
何が、世界初かというと、体感できるゲーム筐体としてなのです。
ということでいつものようにデータから行ってみましょう。
【データ】
名称:ハングオン
販売時期:1985年7月
MkIII:1985年10月20日
プラットフォーム:アーケード、SEGAマークIII
開発会社:セガ
|
ハングオン
世界初の体感ゲーム機
バイクに乗ってゲームを制覇
体感できる筐体は今までなかったのです。
どういうことかというと、バイクの形をした筐体にまたがり、通常のバイクならメーターとかついている部分にモニターが設置してあります。
モニターにはレース場と自機としてのバイクが表示されていて、カーブを曲がったりジャマカーをよけたりするときに、またがっているバイクを左右に倒すのです。
そうなんですよ。
バイクに乗っていることが体感できるゲームだったのです。
それが、世界初だったりするのです。
|
ハングオン
まんまと戦略にはめられてしまった
ビニール木馬はいただけないけど
この世界初の筐体、最初は、確かに、上下に動くあれみたいなイメージがあってちょっと恥ずかしい感じはしましたが、実際に乗って体験してみると、本当にバイクに乗っているような感じがすごかったです。
まあ、今までレバーとボタンの感覚だったのでバイクを倒してコントロールとなるとちょっと戸惑ってしまいました。
何しろ、体ごと倒すのでとにかく疲れます。
でもね、最初は、バイクに乗っているイメージやっていたけど、そのうち、バイクにまたがって足を地面につけてバイクを倒すという技が主流になりました。
疑似体験とはちょっと離れてしまった感がありましたが、それでも、世界初の体感ゲーム機は、人気でした。
おかげで、ファミコンでは、空気で膨らませたバイクに乗って左右に倒すと画面上のバイクも倒れるってまさにハングオンのパクリゲームトップライダーを平然と出していましたね。
さすがに、ビニール木馬に乗ってる感は否めませんよね。