024行け!ゴッドマン
行け!ゴッドマン
制作が円谷から変わった!
おはようこどもショ特撮コーナー
前回から3回にわたって一つの番組の中でシリーズとして放送そいていた特撮番組の第2弾です。
特撮番組をやっていたのが、おはようこどもショーと言う番組です。
前回のレッドマンは円谷プロダクションが制作していたこともあって、ウルトラシリーズの怪獣なんかも出てきましたが、今回から制作会社が変わっています。
何で変わったんだろう?まあ、大人の事情なのかな。
と言うことで、懐かしの特撮をご紹介するなつ特。
本日のお題は「行け!ゴッドマン」今回から行け!が頭につきました。
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行け!ゴッドマン
今までのヒーローではない風貌
ヒーローなのにサングラス
まあ、ちょい悪っぽい風貌のヒーローでそれまでのウルトラマンに似たような風貌から一変しています。
まあ、制作会社が代わったのでそうなるのでしょうが。
そういった巨大ヒーローには珍しい、髪の毛が生えているんですよ。
白い髪の毛が生えていて、サングラスをしています。
一見、ちょい悪おやじのような風貌ですよね。
で、顔もシルバーなんです。
まあ、我々地球人の人間に近い感じのヒーローに仕上がっています。
まあ、子どもの頃、今までのつるんとした風貌ではなかったので少しかっこよく見えていました。
さて、いつもの様にデータコーナーです。
【データ】
番組名:行け!ゴッドマン
放送期間:1972年10月5日〜1973年9月28日
放送回数:全52話・260回
放送局:日本テレビ
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行け!ゴッドマン
こども達を救うためにファイヤーゴッド星からやってきた
こどもに人気のちょい悪おやじ
ファイヤーゴッド星からやって来た超人という設定がされています
子ども達に被害を与える怪獣や宇宙人を退治して子ども達を救い出すという流れの番組でした。
まあ、ゴッドマンが放映されていた「おはようこどもショー」という番組が子ども向けと言うこともあって子どもを助けるというのは必然の流れかもしれませんね。
一応はストーリーがあって、なぜ怪獣を退治するのかという流れがありますが、やはり、怪獣とゴッドマンの戦いが8割を占める番組でした。
そして、敵となる怪獣達なのですが、その前に、制作会社が円谷プロダクションから東宝に代わっています。
東宝と言えば、ゴジラなどのヒット映画を制作しているおなじみの映画会社ですね。
で、今回、ゴッドマンには、そういう流れもあったので、ゴジラなどに登場していた出演していたりしました。
ゴッドマンと東宝の怪獣映画でてくる怪獣との戦いも、前回のレッドマン同様、異色のバトルと言うことで注目を浴びたりもしました。
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行け!ゴッドマン
東宝の怪獣映画に出てくる怪獣もコラボ
番組のクオリティーがものすごく悪かった
さて、そんなゴッドマンですが、制作費もそんなに無かったのわかりませんが、非常にクオリティーが低い作りになっていました。
制作費のほとんどが主人公に注がれていたのではないかと言うくらい、バトルや編集とかそんなところがおろそかに作られていましたね。
例えば、怪獣がゴッドマンに吐いた毒切りの煙が風のせいなのか明後日の方向に行っていたり、怪獣のコスチュームに穴があってスーツーアクターの背中が見えたりとか、撮影の時に光を当てて明るくするための板があって、レフ板と呼びますが、
その一部が登場人物に当たっていたりと、普通の特撮では考えられない凡ミスが多々ありました。
まあ、今なら、CGとかで処理することが多いので、そういった凡ミスはほとんど無いと思いますが、当時はCGなんて技術が無かった時代ですからね。
とはいえ、少し酷すぎるクオリティーでした。