【021】
ファイヤーマン
目次
円谷プロダクション10周年
地底人がネックだったのだろうか
実は、今回ご紹介する、この番組はウルトラマンなどの特撮ヒーローを作り上げた、あの円谷プロダクション10周年記念で作られた番組になります。
ですが、当時、ウルトラマンタロウなどもやっていたので、マイナー番組になってしまいました。
まあ、ある意味打ち切り的な終わり方をしてしまいましたが、地底人って事がネックだったのかもしれません。
懐かしの特撮をご紹介するなつ特
本日のお題は「ファイヤーマン」知ってる?
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ファイヤーマン
円谷10周年記念番組
他に似ている番組があってあまり芳しくなかった
元々が円谷プロダクション10周年記念番組として君臨したのですが、ウルトラマンタロウとかジャンボーグAとかやっていたのもあって、視聴率が上がらずに終わってしまった幻の番組と言っても過言ではないでしょう。
元々地球が出来た創世記に地球にぶつかった星に住んでいた人々が地球の中の地底人として住み着くことになり、マグマなどを使って無公害の社会を作り出した。
と言う内容で始まるのですが、この番組、結構、ウルトラマンタロウに類似している部分が多かったりします。
例えば、ファイヤスティックなるものを掲げて変身しますが、タロウはバッジですよね。
変身後3分しか時間が持たないことも、同じですよね。
じゃあ、ウルトラマンタロウでいいじゃんって話にならなかったのですかね?企画段階で。
と言うことで、いつもの様にデータからいってみましょう。
【データ】
番組名:ファイヤーマン
放送期間:1973年1月7日〜1973年7月31日
放送回数:全30話
放送局:日本テレビ
制作:円谷プロダクション
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ファイヤーマン
天変地異で絶滅したはずの恐竜が怪獣に
地底人が地球を救う話
この番組の主役岬大介は地底深くにある秘境アバン大陸に住んでいた。
地球に天変地異が起き始め、絶滅したはずの恐竜たちが怪獣となり、地上に現れた。
その地球の危機をキャッチして一族の中で岬大介を地上に送り出す。
岬は長老達から与えられたファイヤースティックをかざして炎の超人・ファイヤーマンに変身する。
その後、ファイヤーマンと次々に現れる怪獣達との戦いが繰り広げられることとなる。
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ファイヤーマン
他の番組に設定が類似している
もう少し視聴者のことを考える
まあね、色々資料を読んでいると、失礼ながら、結構、適当にあしらった番組のように見えてしょうが無いですよね。
ジャンボーグAはセスナが変身とかロボットとか一風変わった部分がありますが、ファイヤーマンは、3分とかウルトラマンシリーズと同じ設定を使い回ししているようです。
名前も、消防士ですからね。
なので、ファイヤーマンの設定をもっと別のものにするとか、全く違うヒーローとかにすれば、視聴率はもう少しとれたのかもしれません。
とはいえ、どんな番組もそうなのですが、まあ、特に最近のテレビ番組についてはもの申したいですね。
視聴者の事を思った番組作りがされていないと、番組を見てくれる人が居なくなると言うことです。
もう一度誰が番組を見るのか考えるときが来ているのかもしれませんね。