カラーテレビゲーム15
任天堂初のテレビゲーム
それまでは花札の会社だった
以前、ブロック崩しをご紹介しましたが、実は、それよりも前に発売されていた任天堂初のテレビゲームがあったのです。
そのゲームは15種類のゲームが楽しめるというもの。
任天堂と言えばマリオでおなじみでテレビゲームの会社で認知されていますが、昔はトランプや花札を作っている会社でした。
トランプや花札以外のビジネスを展開しようと考えゲーム&ウォッチのようなデジタルゲームの世界に入りました。
その後、テレビゲームの世界に入ったのですが、その原因がたまたまだったりします。
その理由とはどんな事柄だったのでしょうか?
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本日のお題は「カラーテレビゲーム15」知ってるかな?
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カラーテレビゲーム15
ブロック崩しより前に発売されていたゲーム機
ファミコンまでの足がかりだった
このゲームですが、以前、お伝えしたブロック崩しより前に販売されたゲームになります。
任天堂と言えば、日本ではもう知らない人はいないほどの知名度もあり、テレビゲームでおなじみの会社で、アメリカやヨーロッパでもNintendoで人気の会社です。
ゲームもマリオやドンキーコング、カービィ、ピカチュウなど人気のゲームを沢山開発しています。
ところが、その昔は花札やトランプを作っていた会社だったのです。
そんな会社が次のビジネスと言うことで選んだのがデジタルゲーム。
ゲーム&ウォッチが発売されるや否や大人気のゲーム機となりました。
その後、液晶ゲームというジャンルが確立され、各メーカーがこぞって液晶ゲームを販売していました。
そんな中、ひょんな事からテレビゲーム業界に入ることになったのです。
では、いつものようにデータからいってみよう。
【データ】
名称:カラーテレビゲーム15
発売日:1977年
形式:据え置き型
メーカー:任天堂
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カラーテレビゲーム15
ひょんな事からテレビゲーム業界に参戦
このゲーム機のノウハウがファミコンに
それは、三菱電機と電卓メーカーのシステックという会社が共同で開発していたのですが、システックが倒産をしてしまって、開発が一旦無くなりかけたのですが、三菱電機が任天堂にその企画を持ち込んだところ、更なる改良を加え、販売することが出来ました。
これにより、任天堂初のテレビゲーム機となり、これ以降、テレビゲームをメインにビジネスのシフトチェンジを行いました。
このカラーテレビゲーム15の廉価版としてカラーテレビゲーム6を販売、その後もレースゲーム112や先日ご紹介したブロック崩しなど、次々にテレビゲームを発売し、その名声を高く上げてきました。
そして、最終的にたどり着いたのがファミリーコンピューターでしたね。
これは、以前にもご紹介したのでここでは割愛しますが、その辺りから本格的にテレビゲームの業界に入り込んできたように思えます。
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カラーテレビゲーム15
ゲームの種類はバリエーション違い
まだカセットの入れ替えとかは出来ない機種
このカラーテレビゲーム15では、どんなゲームが入っているかというとテニスゲームみたいなものです。
基本、左右にラケットがあって、それぞれが上下します。
でボールが出てくるので、そのラケットで打ち合うというゲームが基本形、スイッチによってラケットが2つになったり、ゴールが狭められ、ホッケーゲームになったりという、まあ、テニスゲームのバリエーションという感じです。
あ、ちなみに、廉価版のカラーテレビゲーム6のほうも同じようなゲームになっているので、飽きられるのも早かったみたいです。
とはいえ、任天堂はこのカラーテレビゲーム15を足がかりにノウハウを蓄積し、ファミリーコンピューターへ繋げていったのです。