アルカディア
全く別の会社から発売される互換機
バンダイが発売したゲーム機
この当時は、いろんな会社からゲーム機が発売されていました。
その中でも、ちょっと変わったゲーム機あります。
世界中でマッタク別の会社からマッタク別の名前で発売されたさてそれ以上も存在する互換機があります。
そのゲーム機は、日本ではバンダイが発売していました。
いったいそのゲーム機とは…
懐かしのゲーム機をご紹介するなつゲーハード。
今回ご紹介するのは「バンダイアルカディア」知ってますか?
アルカディア
アメリカやフランスをはじめ多くの国で発売
日本ではバンダイが発売していたOEM
まあ、こののゲーム機はいろんな国からしかも全く別の名前の会社からたくさんの互換機が発売されてました。
アメリカ、フランス、ドイツ、カナダ、スイス、そして日本などほんとに数多くの国から発売されていたのですね。
今回はその中でも日本で発売された、バンダイ製品のアルカディアをご紹介します。
では、いつものようにデータから行ってみよう。
【データ】
名称:アルカディア
発売日:1983年3月
対応メディア:ロムカセット
メーカー:バンダイ
本体のベースを製作したメーカー
エマーソンラジオ
そうなんです。これ実は、OEM機なのです。
ゲーム機でOEMで互換があると言う画期的なゲーム機でした。
アルカディア
OEMは日本でも他のメーカーからも出ていました
それほど珍しいものではなかった
そういえば、日本でもOEMとして発売していたのがいくつかありましたね。
セガからのOEMでビクターが作ったVサターンや日立が作ったHi-サターン。
任天堂からのOEMでシャープが作ったツインファミコンなど。
OEMはそれほど珍しいものではないようです。
アルカディア
コントローラに特徴が・・・
まるでテレビのリモコン
話を元に戻しますが、このゲーム機、面白いのがコントローラーです。
通常、ジョイスティックか十字キーにボタンが2〜4ほどついているコントローラーをイメージすると思いますが違うんです。
まるでテレビのコントローラーを彷彿させるようなコントローラーでどんなものか説明すると、0〜9の数字が書かれたボタンと、クリアー、エンターのボタンにジョイスティックが一つついているものです。あと、左右に1つずつボタンがついています。
で、このコントローラーは非常に使いづらかったです。
確かに画期的ですが、やはり操作のしやすさというのは、ゲーム機で必須の部分だと思います。
この、操作感がある意味ゲームを深掘りできるか否かにかかっていると思います。
あとにDVDがはじめて発売された頃にDVDを操作して遊べるゲームとかが発売されましたが、リモコンをコントローラーとして操作するものでした。
こちらも、やり込みが出来なかったためか、広まらずスグに収束しました。
あ、まあ、一部のアダルト系ビデオを楽しむ機能として成り下がっていったと言うのが正解かも。
そうそう、日本では、バンダイのアルカディア以外にも朝日通商のダイナビジョンやP.I.Cのエクセラなども互換機でしたね。
でも、ゲームの必須条件で「やり込み」というのがあるので、これらのゲーム機はそれほど広がらずに収束していきました。
まあ、餅は餅屋って事でしょうね。