エースをねらえ!
当時の日本のアニメはパワハラセクハラ
スポーツがベースにアルトスポ根
日本の昔のアニメは、結構、パワハラ、セクハラだらけだったんですよね。
そんな中で頑張って成長していくって内容がほとんどなのですが、それにしても、パワハラとセクハラだらけのアニメって思う方も居るかと思いますが、その、セクハラ・パワハラ・いじめのいい方を変えるとスポ根となります。
ね、ちょっと凄いでしょ。
パワハラもセクハラもいじめもスポーツがベースになっているとスポ根になるのですが、スポーツがベースになっていないと不良アニメと言われていました。
中身はスポーツが前提になっているか以内かだけなのに大きな違いがありますよね。
で、今日はスポーツがベースになっている方です。
懐かしのアニメをご紹介するなつアニ。
本日のお題は「エースをねらえ!」知っていますか?
|
エースをねらえ!
テニスをベースにした女性スポ根
禁断の恋とかいじめとかドロドロした感じもありました。
女性スポ根の王道ですよね。
以前、バレーボールをベースにしたアタックNo1をご紹介しましたが、今回は、テニスです。
テニス部の中で行われる禁断の作品。
まあ、ちょっと大げさですが、憧れの先輩お蝶夫人と憧れの男性先輩、藤堂さんに恋をする岡ひろみですが、なんと、岡に恋してしまったのが、宗方コーチ。
お蝶夫人は岡にテニスのテの字もまともに書けない人とパートナーは組めないと言うことで、お蝶夫人ファンの人々から陰湿ないじめに遭ったりします。
コーチと生徒が禁断の恋愛に発展するのか?とか。実は、コーチはものすごく重い病を抱えていたとか。
岡が藤堂に恋心を抱いていることを知るとなんとか別れさせようとテニスで猛特訓させる宗方コーチ。
まあ、直線で話してしまうと、結構、パワハラ、セクハラ、いじめのオンパレードのアニメでした。
と言うことで、いつものデータからいってみましょう。
【データ】
番組名:エースをねらえ!
放送期間:1973年10月5日〜1974年3月29日
放送回数:全26話
放送局:NET(現:テレビ朝日)
原作:山本鈴美香
番組名:新・エースをねらえ!
放送期間:1978年10月14日〜1979年3月31日
放送回数:全25話
放送局:日本テレビ
原作:山本鈴美香
|
エースをねらえ!
主人公はお蝶夫人に憧れてテニス部に入部
素質があってエースを目指す!
直線でお伝えすると、とんでもないアニメに思えるのでしょうが、実は、内容はしっかりしていて、高校に入ったばかりでテニス部の華麗なトッププレイヤー、お蝶夫人こと竜崎麗香に憧れてテニス部に入る岡ひろみだったが、その素質を見抜いたのが、宗方コーチ。
短期間でその素質を最大限に引き出し、竜崎と並ぶほどのトッププレイヤーに育てるため、猛特訓が始まります。
そんな特訓の成果もあって、岡がエースにまでのし上がっていくという話です。
で、その猛特訓とかのし上がっていくまでの間に、恋心とか、パワハラとかいじめとかセクハラとか色々交差してくるのですよ。
とはいえ、そういったことがあるから、岡ひろみの成長具合やけなげに頑張っている姿が目立ってきて感動に繋がっていくのです。
|
エースをねらえ!
テニスアニメは数あれど元祖のアニメ
シリーズ化されたが15年ほどもかかり完結
テニスアニメと言えば、最近では、テニスの王子様やてーきゅう、そふてにっ、ベイビーステップ、フォルトなど、数多くのテニスアニメが生まれていますが、やはり元祖は、エースをねらえ!でしょう。
エースをねらえ!は、シリーズになっていて、まず、エースをねらえ!がありました。そのご、このエースをねらえ!をリメイクした「新・エースをねらえ!」エースをねらえ!、新・エースをねらえ!ともに、最後は宗方コーチが亡くなります。
で、その宗方コーチが亡くなって精神的に再起不能になった岡ひろみがもう一度、いろいろなものを吹っ切って立ち上がるまでを描いた「エースをねらえ!2」がありました。
そして、立ち上がった岡ひろみがテニスを引退するまでのストーリーを描いたのが「エースをねらえ!ファイナルステージ」です。
という感じで、4つの作品が15年ほどかけて放送されています。
ちなみに、エースをねらえ!2とファイナルステージは、また別の機会でお話ししますね。
|
エースをねらえ!
映画がドラマにまでなりました
このアニメを見てテニスを始めた人も大勢います
途中、映画もありましたが、これは、エースをねらえのダイジェスト版みたいなもの。
あ、そうだ、実写版もありましたね。上戸彩さんが岡ひろみ役で話題になったテレビドラマのエースをねらえ!
まあ、ドラマは置いておいて、アニメに関しては、一応一通り見ました。
確かにいじめみたいなこともありますが、作品としては結構良かったと思います。
僕もこのアニメでテニスを知り、興味を持つようになったのですから。
あ、ちなみに、この頃は、このアニメの影響で、近所のオートテニス場に通っていた時期もありました。