ゼビウス
今までのゲームとは風貌が違う
誰もが一度はやったことがあるゲーム
今回ご紹介するゲームは、シューティングゲームなのですが、当時、スペースインベーダーなどに見られる陸地から攻撃するタイプがほとんどだったシューティングゲームでした。
そうなんですよ。攻撃する自機が固定されるゲームがほとんどでした。
中にはルナレスキューみたいに、隕石とかを攻撃しながら動くのもありましたが、あれは、レスキューがメインになるゲームでした。
で、そんな感じのシューティングゲーム業界の中で、当時、パックマンをはじめアーケードでもブイブイ言わせていたナムコが放ったシューティングゲームがありました。
このシューティングゲームは、今までのと風貌もシステムも全く違うゲームだったので、かなりハマってしまったゲームでしたね。
おそらく、今40歳台より上の人は、ほぼ全員が1度はやったことがあるゲームじゃないでしょうか。
懐かしのゲームソフトをご紹介するなつゲーソフト
本日のお題は、「ゼビウス」ね、知っている人多いでしょ。
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ゼビウス
今までは決められた方向でしか動かせない
二次元から三次元風のゲームになった
冒頭でもお伝えしたとおり、当時のシューティングゲームは、自機が左右に動いて上空の敵を攻撃するタイプや、ルナレスキューのように、自機が動くが左右に動いている隕石などを攻撃する様なものがほとんどでした。
そんな中、上から攻めてきて上下左右のあらゆる方向に動く敵に上下左右あらゆる方向に動く自機で攻撃するタイプのゲームはこれが初めてじゃないでしょうか。
しかも、原色をうまく使ったカラー表示でそれまで二次元の要素しかなかったシューティングゲームに透過型ミサイルを搭載することで三次元的要素を組み込んだゲームに仕立てました。
そうなんですよ、当時、この手のシューティングゲームはほとんどが真上からのビューになっていて、いわゆる平面的な感じに仕上がっているのがほとんどでした。
でも、そこに地上に落とすミサイルが搭載され、それを使い地上の敵基地を破壊することで、平面だった画像に空中と地上がある程度離れている様に見えます。
脳は、そう認識し多少立体風に見えました。
しかも、ある場所にミサイルを投下することで、地面から竹の子のように生えてくる謎のタワーなどがあることで、余計立体風に見えたのでしょうね。
と言うことで、いつもの様にデータです。
【データ】
名称:ゼビウス
発売日:1983年1月29日
プラットフォーム:アーケード、ファミリーコンピュータ、プレイステーションなど
開発元:ナムコ
販売元:ナムコ
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ゼビウス
内容的には他のシューティングと何ら変わらない
しかし全く違うシューティングゲーム
自機を操作して、向かってくる敵にミサイルの攻撃と、敵基地に爆弾を投下して基地の殲滅を目的とする空中戦のシューティングゲームです。
まあ、とにかくミサイルを撃ちまくって向かってくる敵を攻撃したり、敵からの攻撃を避けたりしながら、ボスと戦うといういわゆる普通のシューティングゲームなのです。
でも、見た目から違ったりするんですよね。
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ゼビウス
見た目が今までにないきれいさ
今までに無い効果音
まず、見た目驚くのが、原色系の色をふんだんに使ったカラフルな画像です。
今までのこの手のゲームは宇宙が舞台になるため、黒だったのですが地面がある設定なので、大地は草木の生えているエリアは、緑、それ以外は黄土色でした。
更に、敵基地に関しては、シルバー、隠れアイテムと言うことでにょきにょきと生えてくるタワーもシルバー、向かってくる敵戦闘機ザッパーもシルバー、大ボス、中ボスもシルバー、つまり、敵キャラは全てシルバーと言うことになります。
あと、音楽や効果音がかなり凝っていました。
例えば攻撃してくる雑魚キャラがザッパーと言いますが、これを倒すとシャリリーンみたいな音や敵基地を破壊したときのボンって音などは今までのシューティングゲームにはなかった効果音でした。
いわゆる、ゲーム全体的にきれいなんです。きれいなシューティングゲームなのです。
まあ、どんな感じのゲームかは、こちらをご覧下さい。