RX-78
あのアニメに出てくるロボットの型番ではありません
今回ご紹介するのは、別に、あのアニメのロボットをご紹介する訳ではないのですが、名前がねぇ。
彷彿させられますよね。あのアニメ。
実は、アニメのロボットの名前から取ったと言うことらしいのですが、まあ、そうだろうなぁ。って思いました。
じゃあ、ロボットじゃなければ何なのよ?ッテはなしになりますが、当時、流行ったゲームパソコンです。
ということで、懐かしのゲームハードをご紹介するなつゲーハード。
今回のお題は「RX-78」いや、だから、ガンダムじゃないんだってば。
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RX-78
パソコンとゲーム機の融合
当時、一時期、家庭用ゲーム機が、コンシューマー機として君臨していたのですが、その未来がパソコンになると言うことで、パソコンとゲーム機を融合して作る流れがありました。
そして、その先にMSXやFM TOWNSなどのマシンへつながっていきました。
ところが、そちらへの流れが、一時期止まっちゃったんですよね。
なぜかって言うと、あまりにも高スペックになっていくので、低価格での提供が難しくなっていったという経緯があります。
まあ、今では、低価格で高スペックのゲーミングPCがあるくらいなので、そんな問題も解決したようですね。
で、そのコンピューターの方に流れていくマシンの話ですが、このRX-78はバンダイから発売されていました。
バンダイだからと言ってガンダムじゃないんだからね。
ということで、いつものようにデータから行ってみましょう。
【データ】
名称:RX-78
発売日:1983年7月
種別:据え置き型ゲームパソコン
CPU:SHARP LH0080A (Z80A) 4.1MHz
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RX-78
おもちゃメーカーがこぞってパソコンをリリース
家電メーカーとタッグを組んだが不振に終わった
まあ、当時、トミーがぴゅう太なるものを出して、タカラがM5なるものを出して、家電メーカーに負けず劣らず、ホビーパソコン市場に参入してきました。
その流れの一環でバンダイが出したホビーパソコンがRX-78というものです。
もちろん、この型番は、あのアニメのロボットの型番ってことはご察しの通りです。
おもちゃメーカーなのでおもちゃかと思いきやシャープとの共同開発のため、59,800円という低価格ながら、10万円台のパソコンと渡り合える位の性能を誇っていました。
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RX-78
結局おもちゃメーカーのパソコンはこぞって撤退
まあね、そんな高スペックにもかかわらず、しかも、ガンダムと同じ型番にもかかわらず、それほど、振るわず、ある意味不振に終わっています。
まあね、個人的には、ゲームやおもちゃメーカーの低スペック高機能パソコンを期待していたのですが、結局は、どのゲームやおもちゃメーカーもこぞって撤退しているんですよね。
あ、バンダイは頑張っていたようですよ。
あの、ピピンアットマークまで手を伸ばしたのですが、結局は全部だめでしたけどね。
やはり、おもちゃとかゲームというのがこども向けってイメージが強かったのでしょうかね。