オデッセイ
テレビを見ないときのテレビの有効活用として生まれた
テレビを見ないときはゲームで遊んじゃえ
皆さんは、テレビを見ますよね。
最近は、色々と面白い番組も多くやっていますが、その昔、テレビが出始めの頃って番組自体がそれほど充実していなかったのです。
番組の7割が再放送みたいな感じでした。
そうなると、一度見た番組やつまらない番組などがあると、見たくなくなるものです。
テレビを見ないときは、普通なら、他のことに時間を費やしますよね。
例えば、読書をしたり、カラオケに行ったり様々かと思います。
でも、テレビを見ないときにテレビをどう使うか考えちゃった人がいるんです。
懐かしのゲーム機などをご紹介するなつゲーハード。
本日のお題は「オデッセイ」
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オデッセイ
当時としては画期的な発想だった
今ではゲームしないときの有効活用がテレビ
そうなんですよ。つまらない番組を見たくないときのテレビの使い方として、ゲームをテレビでやっちゃえばいいじゃんって発想です。
まあ、当時、そんなことを考える人なんてほとんどいなかったですよね。
今でこそ、テレビゲームがあるので、そっちにハマる人もいますが、当時は、提案すらなかったです。
で、そんな考えを持っちゃった人が本当にテレビでゲームが遊べるように作っちゃいました。
それが、オデッセイです。
と言うことで、いつものようにデータから。
【データ】
名称:オデッセイ
発売日:1972年9月
タイプ:据え置き型ゲーム機
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オデッセイ
元々はオシロスコープを使ってピンポンゲームを始めたことがきっかけ
出来たものはブラウンボックス
元々、ドイツ人のベアという人がアメリカに亡命して戦後オシロスコープを使ってピンポンゲームを始めたと言うことが最初と言われています。
そのベアがテレビを見ないときのテレビの使い方として、テレビゲームを開発しました。
そのとき出来たものが、ブラウンボックスという木で出来た箱でした。
それをテレビにつないで遊ぶのです。
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オデッセイ
マグナボックスが目を付け販売をしたが・・・
時代が追いつかなかったためほとんど売れなかった
そのブラウンボックスに目を付けたのがマグナボックスの当時の副社長。
オデッセイという言う名前で全米に販売を開始しました。
しかし、残念なことに、当時の一般ピープルの人々はテレビゲームというものが全くなかった時代で知識もそれほどなかったため、マグナボックス社のテレビじゃないと遊べないと思い込んでしまい、それほど売れなかったため生産も1974年で終了しました。
その後、テレビゲームというものが世に知れ渡り、それなりの知識が一般ピープル達に根付き始めた頃、コートン・トレーディング・トイタリー・エンタープライズ社という長い名前の会社がオデッセイ2なるものを販売し始めました。
オデッセイの初号機は日本では発売されなかったのですが、このオデッセイ2は1982年9月に日本でも販売されました。
そうなんですよ。このオデッセイがなければ、今の、プレイステーション4やSWITCHなどは、世に出回らなかったでしょうね。