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人造人間キカイダー

人間を守る人造人間

実は未完成のロボットだった

その昔ピノキオという物語がありましたが、それのロボット版の特撮ですね。

人間を守る人造人間。

それを作り出した人間。

しかし、その人造人間は未完成だった。

その隙をつき、悪の組織が世界征服を企む。

その悪の組織と人造人間はなぜ戦わなくてはいけなくなったのか。

その原因も実は、人間。

と言うことで、本日も始まります。
懐かしの特撮をご紹介するなつ特。

本日のお題は、「人造人間キカイダー」知っているよね。

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人造人間キカイダー

光明寺博士が作った人造人間

良心回路のせいで苦悩の日々を過ごすことになる。

その人造人間を作り出したのは、光明寺という博士がギルに連れ去られ、人造人間を開発させられていた。

そして、できあがったのが、キカイダー。

実は、キカイダーには良心回路という善悪を認知し、善をもとに行動するシステムが埋め込まれており、これにより、戦いの中で、自我との葛藤により、かなり悩まされてしまうこともしばしば。

その一つが、悪の組織ギルの総長、プロフェッサーギルによる笛の音。

この笛の音によって良心回路は狂わされ、プロフェッサーギルの命令のみ聞き入れてしまうことになる。

だが、そんな状況の時には、まあ、大体、何かの爆発音や、何かの大きな音によってその音色がかき消され、もとに戻ると言うことになる。

それでも、なんとかギルを倒すのだが、それまでの間に、ハカイダーとか01とかビジンダーとか出てくるんだよね。

と言うことで、いつものようにデータからいってみよう。
【データ】
番組名:人造人間キカイダー
放送期間:1972年7月8日〜1973年5月5日
放送回数:全43回
放送局:NET(現:テレビ朝日)
原作:石ノ森章太郎

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人造人間キカイダー

ギルの笛の音はなぜジローに届くのか?

良心回路のせいで苦悩の日々を過ごすことになる。

さっきのギルの笛の音だけど、そんな、タイミングで音がかき消されるって言うけど、実際にギルが笛の音を吹いているのは、秘密基地内、キカイダーが人の姿の時はジローというが、そのジローの状態で戦っている場所が、どこかの採掘場。

そもそも、笛の音がその距離で届くのかという疑問点もあります。

百歩譲って届いたとしても、通信電波などで直接ジローに投げるという方法しか考えられないが、その場合、爆発音とかいろいろな音がその電波をかき消すとは思えない。

なぜなら、周波数が違うし、自然に起きた電波を通信妨害させなければならないのにそういったシステムが近くにない。とか。

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キカイダーの宿敵ハカイダーも突っ込みどころがあります。

脳を素人が移植しても生き返る光明寺博士

しばらくして登場したキカイダーの宿敵ハカイダーも突っ込みどころが満載だったりします。

ハカイダーの頭には脳みそがあるのですが、その脳みそは光明寺博士のものと言われています。

後に、その脳を光明寺博士に戻して、光明寺博士が復活します。

まあ、現実の世界では脳を抜き取ることは出来ませんし、仮に出来たとしても、元の体に戻すことも出来ません。

しかも、戻すのに素人の人間が出来るわけがない。

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人造人間キカイダー

ハカイダー4人集は合体してガッタイダー

太陽電池で動く01も登場

で、ハカイダーはその後、ギルの脳みそが入って4人のハカイダーもでき、ハカイダー5人衆になります。

そして、そのうちの4人のハカイダーは合体ができてガッタイダーになります。

もうね、ここまで来ると物語とかそういったものが音を立てて崩れていきますよね。

で、キカイダーの兄貴分で01(ゼロワン)が出てきます。

実は、この01は太陽電池で動くのです。なので、曇ったりすると動きが悪くなってやられっぱなしになります。

ちょっと前に映画もやったりしていますが、やはり、昔のテレビシリーズが面白いですね。

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