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ファミリーコンピューターディスクシステム

ゲーム業界に衝撃を与えたゲーム機

ゲームの未来が見えたゲーム機

以前、この番組でもご紹介したファミリーコンピュータに接続して遊びます。

当時、この商品は、ゲーム業界に衝撃を与えてしまいました。

ゲームの未来がやって来たように思える商品でした。

と言うことでタイトルコール。

懐かしのハードゲームをご紹介する、なつゲーハード。
今回のお題は「ファミリーコンピューターディスクシステム」知っているよね。

ファミリーコンピューターディスクシステム

当時のゲームソフトはほぼ全てがROMで提供されていた

書き換えが出来るRAMでの提供は衝撃的だった

当時、そのほとんどがROMでしかなかったゲームソフト。

ROMというのは、Read Only Memoryと言うことで、読み出し専門になります。

つまり、あらかじめ作られたソフトからデータを読み込んでその読み込まれたデータを遊んでいたと言うものでした。

なので、ROMは読み込むだけで書き込みが出来ないんですよね。

でも、このディスクシステムは、当時、業界初のソフト自体が書き換えOKのRAMでした。

つまり、書き換えが可能なので、ゲーム自体書き換えちゃったり出来るんです。

では、いつものようにデータからいってみよう。
【データ】
名称:ファミリーコンピュータ ディスクシステム
発売時期:1986年2月21日
メディア:磁気ディスク
メーカー:任天堂

ファミリーコンピューターディスクシステム

ゲーム業界ではRAMでの提供はあまりいい顔はされません

しかし、逆転の発想でこのシステムが売れました

実は、こういったRAMを使うというのは、ゲーム業界ではあまりいい顔はされません。

なぜかというと、チートがしやすくなってしまうからです。

チートとは、例えば、自分がコントロールするキャラを無敵に改造したり持っているお金をMAXにしたりとかでゲームをクリアしてしまう事を目的をしています。

このチートはデータを読み込んで改造したデータを書き込まないと行けないのですが、その辺りが簡単にできてしまうので、RAMでソフトを販売することはあまりないのです。

ところが、このディスクシステムは逆転の発想で、書き換えが可能なディスクというものを使っています。

ファミリーコンピューターディスクシステム

書き換えが可能なので、ゲームの書き換え機がありました。

数百円でゲームが買える時代がありました。

そして、このディスクシステムはもっと凄くて、ゲームソフトの書き換えが可能と言うことがうたい文句でした。

なので、ゲームソフトの書き換えが出来る機械があります。それが、ディスクライター。

このディスクライターは、量販店やゲーム販売店等にその機械が配置され、そこにディスクを入れ、お金を入れると好きなゲームに書き換えてくれます。

そうなんですよ。このディスク1枚あれば、いろんなゲームが書き換えられるのです。

しかも、数百円という安価で提供されているので、普通のファミコンのソフトを購入する金額で考えると、5本〜6本ほど購入が出来るのです。

と言うことは、本来1本で得られる利益が数本で1本分になるので、メーカー的には利益が激変するのでは?

等という懸念もありましたが、ディスクシステムに書き換えるソフトは過去に出ていたものが多かったですね。

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