ATARI Jaguar
全世界で25万台売れたマシン
会社は迷走に入る
ついに登場です。
凄いマシン。何がすごいかって?それは、世界で販売された台数です。
たったの25万台しか売れなくて迷走してしてしまったマシンになります。
25万台って結構頑張っているって思うでしょ?
実は全世界での販売台数なのですよ。
全世界で25万台って相当売れてなかったってことです。
これが原因の一つになってこのマシンを作った会社は迷走に入ります。
懐かしのゲームハードをご紹介する、なつゲーハード。
本日のお題は、「ATARI Jaguar」曰く付きの代物です。
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ATARI Jaguar
曰く付きの商品
不運を呼び寄せてしまったマシン
皆さん、ATARIって会社は知っていますよね。
以前にも、このブログでATARIの製品をご紹介したこともあります。
今回ご紹介するJaguarはそんな中、アタリショックなる言葉を排出した曰く付きの商品です。
ゲーム自体は、面白いと思いますし、コアなユーザもうならせる人気のメーカーでした。
ですが、そんな飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びていたアタリにこのマシンが不運を呼び寄せてしまったのです。
ということでいつものようにデータから
【データ】
商品名:ATARI Jaguar
発売時期:1994年12月8日
メディア:カートリッジ
開発:ATARI
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ATARI Jaguar
コントローラが
会社は迷走に入る
当時、32ビットマシンが主流の中、64ビットの能力を持ったグラフィックスカードを搭載した32ビットマシンでした。
コントローラはやたらボタンが多かったかと思います。
確か、通常の方向キーとABCボタンは普通なのですが、なぜか、その下にテンキーが設置されていました。
なぜ、コントローラーにテンキーなのか意味不明でしたが、そのおかげでコントローラが重くなってしまい、結構手が疲れてきたりして使いづらかったです。
あと、本体とコントローラーをつなぐ線が結構抜けやすくて遊んでいるうちに、コントロールが急にできなくなってどうしたんだろうって慌てふためいていると、接続端子が抜けていたなんてこともしょっちゅうでした。
どんなに面白いゲームがあっても、ハードがこれでは、ちょっともったいない。
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ATARI Jaguar
売れなかったゲーム機ランキング第3位
販売ルートにも問題が
しかも、さらに追い打ちをかけるように日本での販売ルートも一部だけってオチがあるのですよ。
どういうことかというと、ムーミンって会社が輸入販売をやっていたのですが、秋葉原の一部の店でしか取り合わなかったため、非常に流通量が少なかったことも否めません。
本家アメリカでもそれほど売れていなかったようで、蓋を開けてみたら全世界で25万台って数字になってしまい、最も売れなかったゲーム機の第3位にランキングされます。
あ、ちなみに、第1位は、以前にもご紹介したピピンアットマークです。
とはいえ、それだけ、全世界に台数が出ていないとなると、今では、かなりレアなマシンなのかもしれません。
なので、高値がついていたりもしますね。
興味がある方は、オークションなどで探してみてはいかがでしょうか?